いつも、元気いっぱい、にぎやかな、紙芝居クラブですが、
今日3月12日は、東日本大震災から丸3年ということで、いつもとは一味違う公演となりました。
まずは、「地震ってなんだろう?」ということで、模型を使って、地震を再現してみました。
屋根が落ち、崩れ行く家を見て、みんな、びっくり。
さて、地震のあと、家の中はいったいどうなってしまったのでしょう?
子供たちも、真剣に話を聞いていました。
家の中は、ぐちゃぐちゃ。本棚も倒れ、ガラスも割れています。
ここで、大事なこと、もし、地震が起こったら、どうやって、避難すればいいかな?
近くにいる大人の話をよく聞こうね、あわてず、逃げるんだよ。
つづいて、「しんせつなともだち」という3年前に作った紙芝居。
地震がおこったあと、お互いを思いやる動物たちの話です。
最後に、3年前の地震の時、日本にいたママボラさんが、
日頃から準備しているという「防災バック」を持ってきて、中身を見せてくれました。
「天気予報みたいに、明日は地震ですよって教えてくれないから、常に備えが必要です」
ここカリフォルニアも、地震の心配がある地域です。
これを参考に、バックを準備するといいですね。
子供たちも、どんなものが必要か、一生懸命見ていました。
30分の公演では、伝えきれないこともありましたが、
今日の話から、それぞれの家庭でも、もし、地震が起こったら、災害がおきたら、
どうやって逃げる?家族の集合場所はどこにする?など、話し合いができるといいですね。
防災バックの重要性も伝わったことと思います。これを機に、各家庭で準備してみましょう!
あの日のことを忘れず、そこから、私たちにできること、私たちが学んだことを生活にいかし、
子供たちにも、伝えていけたら、素晴らしいことだと思います。
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